仕事の次を考える
最初の一歩

転職したいけれど何から始める?応募する前の5日間メモ

求人を眺め続ける前に、困りごと・経験・希望条件・職種情報・相談事項を1日ずつ整理する進め方。

内容確認:

転職サイトを開くと、会社名や年収など多くの情報が一度に入ってきます。まだ比較軸がない段階では、見た求人が良いのか、自分に合うのかを決めきれません。

最初から応募先を決める必要はありません。平日の夜に15分ずつ使い、5日で「次に調べること」を作る方法を紹介します。

1日目:辞めたい気持ちを、出来事にする

最近つらかった場面を一つ書きます。「仕事が嫌」ではなく、「先週、急な残業で予定を変更した」のように、起きたことまで具体化します。

書くこと例分かること
起きた出来事退勤直前に仕事が増えた突発対応が負担
困った理由私生活の予定を守れない勤務時間を重視したい
次に確かめること残業の発生時期と担当体制求人・面談での質問

複数ある場合も、まず一件で十分です。詳しい分け方は辞めたい理由を整理する3つの視点にまとめています。

2日目:いま担当している仕事を10個書く

立派な実績を探す前に、毎週している作業を書き出します。顧客への連絡、日程調整、入力、確認、後輩への説明など、動詞で始めると見つけやすくなります。

その中から「一人でできる」「人に説明できる」「工夫した」のどれかに当てはまるものへ印を付けます。職種名が変わっても使える経験を探す材料になります。

2日目に止まったら、仕事を「動作」から拾う

「10個も書けない」と思ったら、成果ではなく先週した動作を思い出します。以下は架空の事務・顧客対応の例です。自分がしていない作業は写さず、実際の仕事に置き換えてください。

場所・相手動作の例あとで確かめること
朝の連絡問い合わせを受ける、担当へ振り分ける一日あたりの件数
顧客とのやり取り日程を調整する、変更を伝える調整相手の人数
資料と記録数字を入力する、抜けを確認する使う資料と確認方法
チーム内進捗を共有する、手順を説明する誰に何を説明したか
締切前未対応分を洗い出す、順番を決める優先順位を決めた理由

この例では動作が10個あります。自分のメモにも書けたら、まず一つだけ選び、「誰のために/何を/どう確かめたか」を追記します。例えば「問い合わせを受け、担当に振り分け、翌朝に未回答分を確認した」です。件数や成果を覚えていなければ空欄で構いません。後から確認できる記録だけを使い、数字を作らないようにします。

履歴書向けに整理する段階では、職務経験を担当・工夫・結果に分ける下書きへ進めます。今日は応募文を書く必要はなく、事実を一件残せれば十分です。

3日目:希望条件を三段階に分ける

希望をすべて必須にすると候補がなくなり、全部を妥協すると転職する意味が薄れます。「必須」「できれば」「問わない」の三段階に分けます。

年収は手取りだけでなく、賞与や固定残業代を含む条件かも確認対象にします。勤務地は駅名だけでなく、片道何分までかにすると比較しやすくなります。

4日目:職種を一つだけ調べる

気になる職種を一つ選び、仕事内容、必要な知識、入職経路を確認します。厚生労働省の職業情報提供サイト job tagでは、500を超える職業について仕事内容やタスク、スキルなどを調べられます。

求人票一件の表現だけで職種全体を判断せず、共通して行う仕事と会社ごとの差を分けて見ます。

5日目:足りない情報を一問にする

最後に、自分だけでは分からなかったことを一つの質問にします。

現在は○○を担当しています。△△の経験を使いながら、残業の見通しを立てやすい仕事にはどんな選択肢がありますか。

求人を検索する場合も、相談を利用する場合も、この一問が入口になります。相談申込み前と面談前の確認メモも続けて使えます。

情報確認日:2026年9月30日。この5日間は当サイトが提案する整理方法で、転職の成功を保証するものではありません。